端女郎(読み)はしじょろう

精選版 日本国語大辞典 「端女郎」の意味・読み・例文・類語

はし‐じょろう ‥ヂョラウ【端女郎】

〘名〙 江戸時代下級遊女。局(つぼね)女郎見世女郎はしつぼね。はしばいた。はしたもの。はしたじょろう。
※仮名草子・色音論(1643)下「あれに見えける上らうはこうしの君と申けり。これをばはし上らうと」

はした‐じょろう ‥ヂョラウ【端女郎】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「端女郎」の意味・読み・例文・類語

はし‐じょろう〔‐ヂヨラウ〕【端女郎】

江戸初期、階級最下級の遊女。見世女郎。つぼね女郎。
「―は鹿恋かこひより下、見世女郎と言ふなり」〈浮・御前義経記・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android