童生(読み)わらわおい

精選版 日本国語大辞典 「童生」の意味・読み・例文・類語

わらわ‐おい わらはおひ【童生】

〘名〙 子どものときからの成長様子。子どものころのおいたち。
※枕(10C終)八三「仲忠がわらおひのあやしさを、せちに仰せらるるぞ」

どう‐せい【童生】

〘名〙 児童生徒
※夜航余話(1836)序「童生の玩覧に備ふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の童生の言及

【科挙】より

…県試は県の長官たる知県が行うもので,5回(5場)の連続した試験で,四書,五経,作詩,作文の力が試される。志願者は年齢のいかんを問わず童生と称せられ,県試を通ると府に赴き,知府が行う府試を受けるがその要領はほぼ県試に同じ。最後の院試は各省の学事を監督する大官,学政がその任期3年の間に必ず2回,省内の各府を巡回に来て行う試験である。…

※「童生」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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