竜門司焼(読み)りゅうもんじやき

世界大百科事典(旧版)内の竜門司焼の言及

【加治木[町]】より

…最近は乳業その他の中小工場も立地し,鹿児島市のベッドタウンとしても将来を期待できる。特産の竜門司焼は薩摩焼の一種で,島津義弘が文禄・慶長の役で朝鮮から連れ帰った陶工が始めたものという。民俗・芸能として文禄・慶長の役出陣に由来すると伝える吉左右(きそう)踊・太鼓踊のほか,陣中の兵士の士気を鼓舞するために行われたというクモ合戦があるが,これはジョロウグモを棒の上で戦わせるもので,旧暦5月5日(最近ではこれに近い日曜日)に行われる。…

※「竜門司焼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」