竜王廟(読み)りゅうおうびょう

世界大百科事典(旧版)内の竜王廟の言及

【竜王信仰】より

…河竜王は河水の調節をし,海竜王は津波や潮を起こすともいわれ,漁村では海上の守護神ともされた。かつてはいたるところに竜王廟があり,または関帝廟,土地廟に合祀され,古来農村では雨乞いの対象であった。一般に雨乞いは村共同で竜王に祈願し,竜王の木や泥の像か位牌をかついで練り歩き,竜が住むとされる河辺,池,井泉に詣でた。…

※「竜王廟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」