立論(読み)リツロン

デジタル大辞泉 「立論」の意味・読み・例文・類語

りつ‐ろん【立論】

[名](スル)論の趣旨筋道を組み立てること。また、その論。「資料に基づいて立論する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「立論」の意味・読み・例文・類語

りつ‐ろん【立論】

〘名〙 議論の趣旨や順序を組み立てること。議論を構成すること。また、その議論。りゅうろん。
明六雑誌‐二二号(1874)知説・四〈西周〉「其立論極めて精しく其識力極めて高し」 〔漢書‐叙伝下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「立論」の読み・字形・画数・意味

【立論】りつろん

議論を構成する。〔晋書、王衍伝〕魏の正始中、何晏・王弼等、老して論を立て、以爲(おも)へらく、天地物、皆(みな)無を以て本と爲す。無なるは、開物務、くとして存せざる無きなりと。

字通「立」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android