立日(読み)たちび

精選版 日本国語大辞典 「立日」の意味・読み・例文・類語

たち‐び【立日】

〘名〙 (「たち」は旅立つ意とも、出現するの意ともいう) 死んだ人の忌日命日(めいにち)
御伽草子・さよひめ(室町時代小説集所収)(室町末)「父に、おくれたてまつり、たちひは、近くなり候へども、とふべきやうは、更になし」

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