立姿(読み)たちすがた

精選版 日本国語大辞典 「立姿」の意味・読み・例文・類語

たち‐すがた【立姿】

〘名〙
① 立っている姿。
木幡時雨鎌倉か)「はしらによりそひてながめいだしたるかの女三みやのたちすかた」
御伽草子小町草紙(室町末)「たちすがたはをみなへしの、露重げなるここちして」
② 舞の姿。舞姿
※とはずがたり(14C前)二「白拍子少々申して、たちすかた御覧ぜられんと」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「立姿」の意味・読み・例文・類語

たち‐すがた【立(ち)姿】

立っている姿。
舞いをする姿。舞い姿。
「久しうこなたの御―を拝見致しませぬによって」〈虎寛狂・比丘貞

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