精選版 日本国語大辞典 「立切」の意味・読み・例文・類語
たち‐き・る【立切】
〘自ラ五(四)〙
① 立ったままでいる。ずっとそのままの状態でいる。また、転じて、我慢する。
※頼政集(1178‐80頃)上「夜をこめてたちきる山のすそにしも鳴てや鹿の人にしれぬる」
② ろうそく・線香などが燃えつきる。
たち‐き・れる【立切】
※歌舞伎・東海道四谷怪談(1825)四幕「成る程、女の狭い心では、酒でも飲まずば立(タ)ちきれまい」
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