立体置換基定数(英語表記)steric substituent constants

法則の辞典 「立体置換基定数」の解説

立体置換基定数【steric substituent constants】

ハメットの通則*における置換基定数には,置換基の示す効果として立体的な効果と極性的な効果をともに含んでいるが,後にタフトによってこれが立体置換基定数 Es と極性置換基定数 Eσ に分けられた.これによるとハメット通則は次のようになる.

立体置換基定数はさらに立体障害によるものと立体歪みによるものに分けることができる.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android