竈の下ではいとどが角力取る(読み)かまのしたではいとどがすもうとる

精選版 日本国語大辞典 の解説

かま【竈】 の 下(した)ではいとどが角力(すもう)(と)

(「いとど」は、おかまこおろぎ) かまどを使用することがないので、いとどの住みかとなっている。貧しさのはなはだしいことのたとえ。〔譬喩尽(1786)〕

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