突然変異説(読み)とつぜんへんいせつ

精選版 日本国語大辞典 「突然変異説」の意味・読み・例文・類語

とつぜんへんい‐せつ【突然変異説】

〘名〙 突然変異進化の主要因であるとする説。一九〇一年ド=フリースによって提唱された。突然変異によってのみ新形質が生まれ、これが環境に適応した場合に新種が形成されると主張。現在ではダーウィンの淘汰説と組み合わされ自然淘汰説の中に包含されている。

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デジタル大辞泉 「突然変異説」の意味・読み・例文・類語

とつぜんへんい‐せつ【突然変異説】

生物は突然変異がもとになって新しい形質を生じ進化するという進化学説。1901年、ド=フリースが提唱。現在の一般的進化学説とは異なる。

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