突殺(読み)つきころす

精選版 日本国語大辞典 「突殺」の意味・読み・例文・類語

つき‐ころ・す【突殺】

〘他サ五(四)〙 刃物などで突いてころす。さしころす。
今昔(1120頃か)三「龍王の云如く自ら箱を手移しに取り給ふに、袖を捕へて突き(ころ)し奉りつ」

つっ‐ころ・す【突殺】

〘他サ四〙 「つきころす(突殺)」の変化した語。
※天理本狂言・夷毘沙門(室町末‐近世初)「なんの、しうとは、つっころいてくれうぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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