突入・衝突入(読み)つといり

精選版 日本国語大辞典 「突入・衝突入」の意味・読み・例文・類語

つと‐いり【突入・衝突入】

〘名〙 陰暦一月一六日、また、七月一六日に、他人の家に勝手にはいりこみ、その家の秘蔵する宝物妻女などをほしいままに見ることを許された習俗。また、家具調度婦女子などを盗み、後で酒食を添えて返したという習俗。七月一六日に行なわれた伊勢山田のものが有名。《季・秋》 〔俳諧・毛吹草(1638)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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