穿刺(読み)センシ

デジタル大辞泉 「穿刺」の意味・読み・例文・類語

せん‐し【×穿刺】

体外から血管・体腔内や内臓注射針を刺すこと。検査のため体液などを吸い取ったり、体内にたまった体液やうみを排出したり、治療のため薬物注入したりするのに行われる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「穿刺」の意味・読み・例文・類語

せん‐し【穿刺】

〘名〙 体液または組織採取のため、または薬物などの注入のために、体表面から体腔内、血管内、臓器内に針を刺し入れること。
※己が罪(1899‐1900)〈菊池幽芳〉中「正弘が指の腹を穿刺(センシ)し、極微量の血液毛細管に採取して」

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栄養・生化学辞典 「穿刺」の解説

穿刺

 液体を除去する目的で針などを刺すこと.

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