くう‐こく【空谷】
〘名〙 人けのない寂しい谷。
※
菅家文草(900頃)一〇・請減大臣職封一千戸表「空谷不
レ伝。履
レ氷而止」
くうこく【空谷】
室町初期の
臨済宗の僧。号若虚。
近江の人。
無極志玄の
法嗣。将軍足利義満、義持らの
帰依を得、美濃天福寺、
相国寺、等持寺、
天龍寺などに歴住、鹿苑院主にもなった。特賜号仏日常光国師。「常光国師語録」がある。嘉暦三~応永一四年(
一三二八‐一四〇七)
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デジタル大辞泉
「空谷」の意味・読み・例文・類語
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普及版 字通
「空谷」の読み・字形・画数・意味
【空谷】くうこく
人けのない静かな谷。〔詩、小雅、白駒〕皎皎(けうけう)たる白駒 彼の谷に在り 生芻(せいすう)一束 其の人、玉の如し字通「空」の項目を見る。
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空谷 くうこく
1766-1834 江戸時代後期の僧。
明和3年生まれ。出雲(いずも)松江の人。真言宗の京都大通寺慈眼院の住持。天保(てんぽう)のころ南勝院にうつり,仁和(にんな)寺の門跡(もんぜき)から摩尼院の号をあたえられ,学徳で世に知られた。天保5年死去。69歳。法名は海印,智穀。字(あざな)は法輿。
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