空知らぬ雨(読み)ソラシラヌアメ

デジタル大辞泉 「空知らぬ雨」の意味・読み・例文・類語

そららぬあめ

《空から降ったわけではない雨という意から》のこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「空知らぬ雨」の意味・読み・例文・類語

そら【空】 知(し)らぬ雨(あめ)

空の知らない雨の意で、涙のこと。
※後撰(951‐953頃)恋三・七一五「そらしらぬ雨にもぬるるわが身哉三笠の山をよそにききつつ〈よみ人しらず〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android