空白(読み)くうはく

精選版 日本国語大辞典 「空白」の意味・読み・例文・類語

くう‐はく【空白】

〘名〙 (形動)
① 空が白いこと。〔李賀‐李憑箜篌引〕
紙面などの、本来文字があるべき部分に何も書いてないこと。また、その部分。
③ 本来行なわれるべきであるのに、何も行なわれないこと。欠けてむなしい状態にあること。また、そのような時間空間。ブランク。
故旧忘れ得べき(1935‐36)〈高見順〉八「彼が我々の年代は空白だといふのは、以上の意味である」
※冬の宿(1936)〈阿部知二〉一四「空白な表情をしたまま押しだまって、うつろな眼の色で」

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デジタル大辞泉 「空白」の意味・読み・例文・類語

くう‐はく【空白】

[名・形動]
書類などの書き込むべきところに、何も書いてないこと。また、その部分。
継続しているものの一部分が欠けていること。何も存在しないこと。また、そのさま。ブランク。「記憶空白を埋める」「空白な(の)時間」
[類語](1余白/(2空疎空漠空虚から空っぽうつろブランク

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「空白」の読み・字形・画数・意味

【空白】くうはく

あき。

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