空物語(読み)ソラモノガタリ

デジタル大辞泉 「空物語」の意味・読み・例文・類語

そら‐ものがたり【空物語】

とりとめもない物語。でたらめな物語。
「雨にもさはらずできて、―などしける男の」〈後撰・恋五・詞書

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「空物語」の意味・読み・例文・類語

そら‐ものがたり【空物語】

〘名〙 でたらめな話。とりとめのない物語。
※後撰(951‐953頃)恋五・九七六・詞書「雨にもさはらずまで来て そら物かたりなどしける男の」

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