穴兎(読み)アナウサギ

デジタル大辞泉 「穴兎」の意味・読み・例文・類語

あな‐うさぎ【穴×兎】

ウサギ科の哺乳類飼いウサギ原種。体長35~45センチ。少数の群れで地下に複雑な穴を掘って暮らす。ヨーロッパ北アフリカ分布
[類語]野兎雪兎飼い兎アンゴラ兎

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「穴兎」の意味・読み・例文・類語

あな‐うさぎ【穴兎】

〘名〙 ウサギ科の哺乳類。カイウサギの原種。体長四〇センチメートルほど。後脚がノウサギより短く、跳躍力は弱い。背は灰色を帯びた褐色草原や森に群生し、深い穴を掘ってすむ。イベリア半島および北アフリカが原産地で、紀元前にヨーロッパ西部に移入された。

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