穭生(読み)ひつじばえ

精選版 日本国語大辞典 「穭生」の意味・読み・例文・類語

ひつじ‐ばえ ひつぢ‥【穭生】

〘名〙 (「ひつちばえ」とも)
① 刈ったあとに、ふたたび稲の生えること。また、そのもの。
※俳諧・貝おほひ(1672)一八番「先此恋はさしおくて田の、ひつちばへは其ままにて」
② 転じて、毛髪などがまばらに短く生えること。また、そのもの。
※雑俳・三種尺(1793)「羊ばへ仕そふな後家の能櫛の」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android