出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
イネ科植物の小穂にみられる鱗片(りんぺん)状の包葉。イネ科の小穂には、(1)最下節につき花をもたない、(2)次の節につき花をもたない、(3)それより上の節につき葉腋(ようえき)に小花をもつ、(4)小花の基部につく、の4種の包葉がある。それらに対する名は、末尾に示すように人によってまちまちである。穎の語を(1)~(4)の総称とする人と、(1)と(2)を合わせたものとする人とある。穎果が熟すと、(1)と(2)を母体に残し、(3)と(4)に包まれて落ちることが多い。
(1)=第1包穎==外包穎=第1護穎=外穎
(2)=第2包穎=内包穎=第2護穎=内穎
(3)=護穎=外花穎=外穎=外稃(がいふ)
(4)=内穎=内花穎=内穎=内稃
[吉田 治]
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
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