積水化学工業[株](読み)せきすいかがくこうぎょう

百科事典マイペディア 「積水化学工業[株]」の意味・わかりやすい解説

積水化学工業[株]【せきすいかがくこうぎょう】

1947年積水産業として設立,1948年現名。塩化ビニル製パイプで発展基礎を固め,1957年オールプラスチック製住宅の開発着手。1960年ハウス事業部を積水ハウス産業(積水ハウス)として分離,1971年ユニット型住宅を発売,その最大手となる。光熱費ゼロ住宅が伸びる。本社大阪,工場東京,滋賀など。2011年資本金1000億円,2011年3月期売上高9154億円。売上構成(%)は,住宅46,環境・ライフライン20,高機能プラスチックス30,その他4。海外売上比率20%。→化学工業
→関連項目旭化成[株]

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の積水化学工業[株]の言及

【積水ハウス[株]】より

…プレハブ住宅業界のトップ企業。前身は,プラスチックの総合会社,積水化学工業(1947設立)のハウス事業部で,1960年8月に積水ハウス産業(株)として独立,設立された(1957年積水化学がオールプラスチック製住宅開発の方針を打ち出し,60年に完成し,その販売のため同年3月に設けられたのがハウス事業部である)。当初は苦難期が続いたが,63年,積水化学専務の田鍋健が社長に就任し,社名を現在の積水ハウス(株)に変更し,積水化学工業からの出向社員をすべて移籍させて名実ともに独立した会社にするなど,大幅な改革を実施した。…

※「積水化学工業[株]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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