積怨(読み)せきえん

精選版 日本国語大辞典 「積怨」の意味・読み・例文・類語

せき‐えん ‥ヱン【積怨】

〘名〙 積もり重なるうらみ。多年のうらみ。〔文明本節用集(室町中)〕
※信長記(1622)一五下「善悪倶に長す積徳は王と成、積怨は亡となる」 〔淮南子‐兵略訓〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「積怨」の意味・読み・例文・類語

せき‐えん〔‐ヱン〕【積怨】

積もるうらみ。「積怨を晴らす」
[類語]恨み怨恨えんこん怨嗟えんさ意趣私怨しえん遺恨いこん怨念おんねん宿意宿怨しゅくえん宿恨旧怨きゅうえんあだ憎しみ復讐心ふくしゅうしん逆恨み恨めしい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「積怨」の読み・字形・画数・意味

【積怨】せきえん

積もる怨み。

字通「積」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

破壊措置命令

弾道ミサイルなどが日本に飛来・落下する恐れのある場合に、それを破壊するよう防衛大臣が自衛隊に命じること。弾道ミサイル破壊措置命令。[補説]原則として内閣総理大臣の承認を得た上で行われるが、事態の急変な...

破壊措置命令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android