稲積水中鍾乳洞(読み)イナヅミスイチュウショウニュウドウ

デジタル大辞泉 「稲積水中鍾乳洞」の意味・読み・例文・類語

いなづみ‐すいちゅうしょうにゅうどう【稲積水中鍾乳洞】

大分県中央南部、かたむき山(標高1605メートル)北東麓に派生した山麓にある水中鍾乳洞。豊後大野ぶんごおおの市三重町に属する。20万年前の氷河期に形成され、3万3000年前の阿蘇あそ大爆発で水没した。洞の長さ1000メートル、高さ40メートル、水深40メートル。サンゴ石・水中鍾乳石などが見られる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android