稲椿象・稲亀虫(読み)いねかめむし

精選版 日本国語大辞典 「稲椿象・稲亀虫」の意味・読み・例文・類語

いね‐かめむし【稲椿象・稲亀虫】

〘名〙 カメムシ科の昆虫。体長一二~一三ミリメートル。体は淡黄褐色で、全形長方形近く、丸みや出っ張りが少ない。稲の出穂期に穂に集まって食害する。口器をさし込まれた籾(もみ)黒褐色の点を生じ、品質が落ちる。本州から沖縄に分布する。稲褐色羽虫。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android