移し鞍(読み)ウツシグラ

デジタル大辞泉 「移し鞍」の意味・読み・例文・類語

うつし‐ぐら【移し×鞍】

平安時代、官人が公用で乗る馬寮めりょうの馬につける鞍。平文鞍橋くらぼね、半舌のあぶみ、斧形の大滑おおなめ特色。似せて作った鞍を私馬わたくしのうまにつけることもある。うつしのくら

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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