秤皿(読み)はかりざら

精選版 日本国語大辞典 「秤皿」の意味・読み・例文・類語

はかり‐ざら【秤皿】

〘名〙
① 秤で、重さをはかる品物または分銅を乗せる、浅い皿状の器。〔稿本化学語彙(1900)〕
② (①から) 判断などの基準となるもの。また、それを基準とした判断。評価
森鴎外(1933)〈唐木順三〉四「傍観者の秤皿(ハカリザラ)はどちらにも傾かない。永久平均である」

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デジタル大辞泉 「秤皿」の意味・読み・例文・類語

はかり‐ざら【×秤皿】

の付属具で、はかろうとする物をのせる平たい皿。

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