秋梅雨入・秋黴雨(読み)あきついり

精選版 日本国語大辞典 「秋梅雨入・秋黴雨」の意味・読み・例文・類語

あき‐ついり【秋梅雨入・秋黴雨】

〘名〙 (「ついり」は「つゆ入り」の変化した語) 秋の頃、梅雨のように、いつまでも雨が降り続くこと。また、その雨。《季・秋》
※俳諧・伊勢躍音頭集(1674)「民の飢やあはれことしの秋つゐり〈三信〉」

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