秋山多吉郎(読み)あきやま たきちろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「秋山多吉郎」の解説

秋山多吉郎 あきやま-たきちろう

1845-1934 幕末-大正時代の剣道家。
弘化(こうか)2年生まれ。阿波(あわ)徳島藩士。千葉周作の門人津山勝馬に,のち坂部大作につき鏡心明智流をまなぶ。桃井春蔵のもとで明治3年免許皆伝となり帰藩,剣道助教,軍事掛となる。廃藩後は大阪で道場をひらく。大正5年範士となる。昭和9年2月2日死去。90歳。旧姓桃井

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android