秋刑(読み)シュウケイ

デジタル大辞泉 「秋刑」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐けい〔シウ‐〕【秋刑】

《「秋」は刑罰をつかさどる秋官の意》刑罰。仕置き。
「たとひ―のもとに死にて…苔にうづまるとも」〈太平記・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「秋刑」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐けい シウ‥【秋刑】

〘名〙 (秋の気は万物を粛殺するところから、「周礼」で秋官が刑罰をつかさどるのによる) 刑罰。しおき。
※太平記(14C後)一一「其の秋刑(シウケイ)を待つ程に、禁錮の裏(うち)に起き伏して」 〔黄帝内経素問‐四気調神大論〕

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