秋の鹿(読み)あきのしか

精選版 日本国語大辞典 「秋の鹿」の意味・読み・例文・類語

あき【秋】 の 鹿(しか)

① 秋の季節の鹿。《季・秋》
※広本拾玉集(1346)二「秋の鹿われもわれもと妻恋ひてその涙をばよその袂に」
② (秋季牡鹿牝鹿を求めて鳴くことから) 片思い。また、恋わずらい。
※雑俳・旅すずり(1744)「秋の鹿じゃと見立たる医者

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android