精選版 日本国語大辞典「秋の空」の解説
あき【秋】 の 空(そら)
※後撰(951‐953頃)秋下・四二三「おほかたの秋のそらだにわびしきに物思ひそふる君にもある哉〈右近〉」
② (秋は天候が変わりやすいところから) 気持の変わりやすいことをたとえていう。特に男女の間についていう。
※雑俳・礒の波(1747)「下手の碁は七度替る秋の空」
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