精選版 日本国語大辞典「秋の暮れ」の解説
あき【秋】 の 暮(く)れ
※千載(1187)秋下・三三三「さりともとおもふ心も虫のねもよわりはてぬる秋のくれかな〈藤原俊成〉」
※俳諧・野ざらし紀行(1685‐86頃)「しにもせぬ旅寝の果よ秋の暮」
※源氏(1001‐14頃)夕顔「すぎにしもけふわかるるも二みちにゆくかたしらぬ秋のくれかな」
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