秋の巣兄鷂(読み)あきのすこのり

精選版 日本国語大辞典 「秋の巣兄鷂」の意味・読み・例文・類語

あき【秋】 の 巣兄鷂(すこのり)

秋に狩りに使うために夏の間に育てた鷹の子。
※西園寺鷹百首(14C後‐15C前か)「雲雀たつ野べの真萩のかり衣花にすりとる秋のすこのり 夏鷹の子をそだてけれども、秋つかふゆへに秋の巣兄鷂(このり)と申すなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android