福笑(読み)ふくわらい

精選版 日本国語大辞典 「福笑」の意味・読み・例文・類語

ふく‐わらい ‥わらひ【福笑】

〘名〙 お多福の顔の輪郭だけが描かれている紙の上に、眉・目・鼻・口・耳などに作った紙片を、目隠しをして置いていく遊び。正月の遊びの一つ。《季・新年》
たけくらべ(1895‐96)〈樋口一葉〉四「福笑(フクワラ)ひに見るやうな眉のつき方も」

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