福富[町](読み)ふくとみ

百科事典マイペディア 「福富[町]」の意味・わかりやすい解説

福富[町]【ふくとみ】

広島県中部,賀茂郡の旧町。全町山地,丘陵地で,沼田(ぬた)川上流域にわずかな平地がある。米作が主で,中心集落久芳(くぼ)に金属縫製工場がある。2005年2月賀茂郡黒瀬町,豊栄町,河内町,豊田郡安芸津町と東広島市へ編入。60.71km2。3004人(2003)。

福富[町]【ふくどみ】

佐賀県中部,杵島(きしま)郡の旧町。有明海に臨む近世以降の干拓地を占める。雨量が少なく,溜池(ためいけ),井戸などによる灌漑(かんがい)が普及。米作を主にれんこん,タマネギの栽培が盛ん。沿岸ではノリ養殖を行う。2005年1月杵島郡有明町と白石町へ編入。20.55km2。5686人(2003)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android