福中城跡(読み)ふくなかじようあと

日本歴史地名大系 「福中城跡」の解説

福中城跡
ふくなかじようあと

[現在地名]西区平野町福中 本丸

明石川の河岸段丘端に築かれた方形館跡。館の南北には浅い谷が入り西は崖となる。現在館跡中央を南北に国道一七五号が通り破壊が進んでいる。城主は赤松氏の一族間嶋(真嶋)氏と伝え、赤松氏の勢力拡大に伴い西播より移転したものか。間嶋氏は永禄二年(一五五九)別所・明石両氏とともに河内に出陣している(細川両家記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android