禅問答(読み)ぜんもんどう

精選版 日本国語大辞典 「禅問答」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐もんどう ‥モンダフ【禅問答】

〘名〙 禅の代表的な修行法一つで、修行者疑問を問い、師家がこれに答えるもの。また、わかったようなわからないようなやりとりや、かみあわない問答などにたとえていう。
※東海一漚別集(1375頃)洞春菴別源禅師定光塔銘「病革、鳴鼓辞衆、諸大尊宿来訪。応接如常。談禅問答、機鋒不譲」
※明治大正見聞史(1926)〈生方敏郎〉乃木大将の忠魂「殆ど禅問答に近いやうな話だから」

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デジタル大辞泉 「禅問答」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐もんどう〔‐モンダフ〕【禅問答】

禅僧が悟りを開くために行う問答。修行者が疑問を発し、師がこれに答えるもの。転じて、真意がとらえにくい問答・会話
[類語]質問問い質疑発問設問諮問問答問題聞く疑問問う尋ねるはかただ問い質す聞き質す問い合わせる聞き合わせる借問しゃもん試問下問押し問答水掛け論一問一答自問自答質疑応答問い返す聞き返す聞き直す尋ね合わせる照会打診

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