祭粢(読み)さいし

精選版 日本国語大辞典 「祭粢」の意味・読み・例文・類語

さい‐し【祭粢】

〘名〙 まつりの際に、神に供える黍(きび)
尺素往来(1439‐64)「菖蒲間角黍者端午之祭粢。穀葉上索麺者七夕之風流」

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デジタル大辞泉 「祭粢」の意味・読み・例文・類語

さい‐し【祭×粢】

《「粢」はキビの意》祭りのとき、神前に供えるキビなどの穀物供物

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普及版 字通 「祭粢」の読み・字形・画数・意味

【祭粢】さいし

お供え。〔礼記、曲礼下〕そ宗を祭るの禮、牛には一元大武と曰ひ、豕には剛(がうれふ)と曰ひ、~稷には粢(めいし)と曰ひ、稻には嘉(かそ)と曰ふ。

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