祠禄(読み)しろく

世界大百科事典(旧版)内の祠禄の言及

【俸禄】より

…さらに公用銭も職務につけられており,中国歴代の中でも宋代は官僚の俸給が高額であったといわれる。 また宋代には祠禄という特徴的な俸給体系があった。道教の道観(仏教寺院に相当)に管理職を設け,宰相経験者などを優遇する方法がとられていたが,王安石の時代になって新法に反対する人物をこれらの管理者とし,一般の俸給とは別体系の高給を与え経済的に優遇した。…

※「祠禄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android