神風連乱(読み)しんぷうれんのらん

精選版 日本国語大辞典 「神風連乱」の意味・読み・例文・類語

しんぷうれん‐の‐らん【神風連乱】

明治九年(一八七六)一〇月二四日、熊本で起こった旧士族の反政府暴動。神風連が、明治九年三月の廃刀令公布を機として、約二〇〇人で熊本鎮台、同県庁を襲撃。翌日鎮台兵に鎮圧されたが、この影響各地に士族の反乱が続出した。敬神党の乱。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android