神荒(読み)かみあれ

精選版 日本国語大辞典 「神荒」の意味・読み・例文・類語

かみ‐あれ【神荒】

日次紀事(1685)一〇月晦日「神荒(カミアレ) 今日多風烈、俗伝、諸神帰出雲国故曰諸神還幸荒

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の神荒の言及

【神送り・神迎え】より

…神送り・神迎えは9月下旬から11月まで地方ごとに遅速があり,一定しない。この期日には,神荒(かみあれ)・神送風など暴風雨をともなうとの伝承がある。12月8日・2月8日のこと八日など神去来の期日の嵐の伝承や物忌の習俗と共通するものである。…

※「神荒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android