ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「神経伝達物質」の解説
神経伝達物質
しんけいでんたつぶっしつ
neurotransmitter
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シナプスを介する神経細胞間の情報伝達に使われる分子.ニューロトランスミッターともいう.隣接の神経細胞を興奮させるものと抑制するものとがある.アセチルコリンやグルタミン酸などの興奮性伝達物質のイオンチャネル型受容体は Na+ チャネルそのものであり,リガンドが結合すると開口して,細胞内に Na+ を流入させ神経細胞を興奮させる.これに対し,グリシンやGABAなどの抑制性伝達物質は Cl- チャネル型受容体に結合し,細胞内に Cl- を流入させる結果,神経細胞内はよりマイナスの過分極状態となり興奮しにくくなる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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…生体内ではコリンとアセチルCoAとからコリンアセチラーゼの作用により合成される。1910年代から始まったデールH.H.Daleの研究,さらにレーウィO.Loewiのカエルの心臓の灌流(かんりゆう)実験(1921)などの歴史的研究を経て,化学的な神経伝達物質として初めて確立された物質である。副交感神経や運動神経において作用し,血圧降下,心収縮に対する抑制的作用,涙・唾液・胃液などの腺分泌の促進,消化管収縮,骨格筋収縮などの生理作用を示す。…
※「神経伝達物質」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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