神田祭(行事)(読み)かんだまつり

百科事典マイペディア 「神田祭(行事)」の意味・わかりやすい解説

神田祭(行事)【かんだまつり】

東京の神田明神例祭。5月15日(もと9月15日),江戸時代にはその豪華さで日枝神社山王祭とともに江戸の二大祭とされ,天下祭,御用祭などと呼ばれた。神輿(みこし)に従って町内から山車(だし),屋台踊,太神楽などが繰り出し壮観をきわめた。大祭は丑卯巳未酉亥の隔年で,その他の年は陰祭を行う。
→関連項目山王祭

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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