神怪(読み)しんかい

精選版 日本国語大辞典 「神怪」の意味・読み・例文・類語

しん‐かい ‥クヮイ【神怪】

〘名〙 (形動) 人為をこえた不思議なこと。あやしいこと。また、そのさま。
霊異記(810‐824)中「災の表(しるし)は先に現はる。彼の歌は是の表なることを。或るは神怪なりと言ひ、或るは鬼啖(きたん)なりと言ふ」
正法眼蔵(1231‐53)梅華「驀箚(まくさつ)なる神変神怪、きはむべからず」 〔法言重黎

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普及版 字通 「神怪」の読み・字形・画数・意味

【神怪】しんかい(くわい)

ふしぎ。〔史記、封禅書〕方士をはして怪を求め、(と)ること千を以て數ふ。

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