神吉拓郎(読み)カンキタクロウ

デジタル大辞泉 「神吉拓郎」の意味・読み・例文・類語

かんき‐たくろう〔‐タクラウ〕【神吉拓郎】

[1928~1994]小説家放送作家エッセイスト東京の生まれ。NHKで放送台本を手がけた後、都会的なタッチ小説・エッセーを発表。食通としても知られる。「私生活」で直木賞受賞。他に「ブラックバス」「芝の上のライオンたち」、エッセー集「たべもの芳名録」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「神吉拓郎」の解説

神吉拓郎 かんき-たくろう

1928-1994 昭和後期-平成時代の小説家。
昭和3年9月11日生まれ。昭和24年NHKにはいり,ラジオ番組「日曜娯楽版」などの放送台本を手がける。小説,エッセイに転じ,59年都会生活の哀歓をえがいた「私生活」で直木賞。平成6年6月28日死去。65歳。東京出身。成城高卒。作品に「ブラックバス」,エッセイに「たべもの芳名録」など。

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