精選版 日本国語大辞典 「神功開宝」の意味・読み・例文・類語
じんごう‐かいほう【神功開宝】
〘名〙 奈良時代、天平神護元年(七六五)から鋳造発行の銅銭。万年通宝銭発行後わずか五年後であるが、朝廷の財政収入増を目的として発行され、旧銭の一〇倍通用を規定されたが、宝亀三年(七七二)に至って、旧銭と等価通用になった。
※続日本紀‐天平神護元年(765)九月丁酉「更鋳二新銭一。文曰二神功開宝一。与二前新銭一、並行二於世一」
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