神住村(読み)かすみむら

日本歴史地名大系 「神住村」の解説

神住村
かすみむら

[現在地名]藤代町神住

小貝こかい川南岸に所在。東南は中内なかうち村。相馬二万石の一部で、「寛文朱印留」には下総佐倉藩領として村名がみえる。寛政二年(一七九〇)の地頭性名村高控帳(国立史料館蔵飯田家文書)によれば天領四七・一九九石、旗本依田氏知行地六七・六五三石、紅林氏知行地七二・九三九石、中村氏知行地二二六・九四石の四給支配。嘉永三年(一八五〇)の岡堰三拾弐ケ村組合田畑反別控帳(同文書)によると田一八町余のうち旗本村越氏知行地二町余、依田氏知行地三町余、紅林氏知行地三町余、中村氏知行地一〇町余で、天領は村越氏知行地に変わっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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