祝箸(読み)イワイバシ

デジタル大辞泉 「祝箸」の意味・読み・例文・類語

いわい‐ばし〔いはひ‐〕【祝(い)箸】

祝儀、特に、正月の膳に用いる白木の箸。太箸 新年》「刈柴の中から選りて―/蝶衣」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「祝箸」の意味・読み・例文・類語

いわい‐ばし いはひ‥【祝箸】

〘名〙 正月に家の内外の神々にそなえ、また、人も使う箸。白膠木(ぬるで)、柳などで作り、多くは太く長い。亥(い)の子、大師講などにも同様の箸を使うことがある。また、単に祝い膳に用いる箸。ふとばし。《季・新年》

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