祝歌・寿歌(読み)ほきうた

精選版 日本国語大辞典 「祝歌・寿歌」の意味・読み・例文・類語

ほき‐うた【祝歌・寿歌】

〘名〙 (後世は「ほぎうた」)
大歌(おおうた)一つ天皇を祝う歌。
古事記(712)下「汝が御子や つひに知らむと 雁は卵生(こむ)らし、此は本岐歌(ホキうた)片歌ぞ」
祝福の歌。
山吹(1944)〈室生犀星〉一三「紀介はこの人のなかに身を置く自分を祝(ホ)ぎ歌につづりたいくらゐであった」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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